発泡スチロ−ルの製造工場

いなべ市にある発泡スチロールの工場にお邪魔しました。
同友会の幹事研修会でご一緒させて頂いて、一度見学させて貰う約束をしていたところです。
まず最初の発見が、発泡スチロールというのは、樹脂側に発泡ガスを充填してあって、加熱する事で発泡が始まるという事。
てっきり加熱して減圧して膨らませるのか、何らかの添加剤で膨らませるのかと思っていました。
しかし、凄くエネルギーを使う現場です。ボイラーやコンプレッサー。2次成型ではニクロム線でのカット工程があるので、これもかなり熱を食いますよね。
古い工場なのに、かなり清潔にされていて、色んな所に工夫をしてあるのが見て取れて非常に面白かった。
大きな開口部の前に虎ロープがぶら下がっていました。
何かと聞くと、開口部のシートシャッターのスイッチだそうです。
ロープを引っ張って、開口部を通過する時に、シートシャッターが開ききっているという条件で、開口部からの距離が決まったそうです。
作っている製品も、新しい物への挑戦を次々としているようで、
大変明るい職場でした。
何らかのお手伝いが出来ると良いのですが。