潮干狩りの続き
昨日、潮干狩りから戻って、すぐに出掛けなくてはならなかったので、シジミの行方を知ったのは、午後10時半頃でした。
砂出しが全然出来ていないとクレームの嵐。
”お汁だけ飲んでね!”の書き置きが奥様の不機嫌さを物語っています。
悔しいので、朝から剥き身に挑戦。
シジミの身は小さいので、なかなか捗りません。
でも、娘と一緒に採ってきたシジミです。諦める事は出来ません。
継続は力なり、どこかからそんな声が聞こえてきます。
確かに、継続こそ力成りなどと思っていると、気が付けば、全ての貝から身を採り出し終わっていました。
途中記憶が飛んでしまっているのですが、時計を見るとほんの20分程度しか経っていません。
剥き身をざるにあけ、砂を洗い流します。
洗い終わった剥き身を、温めたおみそ汁の中に入れて、クラムチャウダーのようにスプーンで食べます。
これは美味です。食べながら、貝を掘っている娘の姿を思い浮かべながら、・・・・・。
私達が掘り出さなければ、生き長らえたはずの命。
この命を奪ったのですから、最後まで感謝して頂かなくては罰が当たります。
砂ごときで諦める事など出来ないのです。