何十年ぶりだろう。

潮干狩りに行きました。

岐阜県と愛知県と三重県の県境にある輪中の郷の近くの砂州
珍しく娘と二人で出掛けました。
粒はちょっと小さかったけど、結構取れました。
1cm暗いまでの小さいものは砂に埋め戻します。
この小さな貝が産卵してくれるのを祈って。

結構足腰に負担が来るので、いい加減に帰ろうと言っても、娘はなかなか帰りません。
こんな事も珍しい。何処へ行っても”早く帰ろう!”と言われる事が多いので。

指先に全神経を集中して砂を掻きます。
僅かな指先の感覚で、貝を判別して探します。
砂の中から出てきた貝を片手に一杯にしたら、川で砂を洗い流してビニール袋に入れます。

指先に目が出来るくらいの集中でした。

子供の内から、こんな訓練をしていれば、すごく情緒豊かな子供が育つんじゃないかな?

因みに、この娘は、小学校の帰り道に寝転がって虫を眺めているような子供でした。

今年二十歳を迎える娘、いつまでこうやって遊んで貰えるのか?