人口統計

28日に聞いた講演は、人口統計をもとにした話でした。
何の目的かは知りませんが、長男が、全国の県庁所在地の人口を書き抜いたメモを持っていました。
それをのぞき込んで思ったこと。


私は小学校時代地図帳おタクで、運動場に日本地図を書いて遊んだりする変な子でした。
主要都市の人口も殆ど暗記していたように思います。
そのころ日本の人口は1億人、世界の人口は35億人でした。
日本の人口は2割増えたのに対し、主要都市の人口は、5割以上増えています。
中には仙台など、倍増しているところも。
もちろん合併などで増えた部分も大きいのでしょうが、間違いなく過疎地が増えたことの裏返しなのでしょうね。

以前経済産業省のキャリアさんから聞いたのですが、明治時代の初めの日本の人口分布というのは、見事に第一次産品の収穫量と一致していたそうです。
物流手段が乏しかった次だ、当然と言えば当然なのですが。

物量が可能になって、情報の距離があった時代にこの人口集中が始まったような気がします。

情報に距離がなくなった今、地産地消と言う流れを考えれば、明治時代の分布に戻っていくのがベストなのではないでしょうか?

CO2削減に物量の改善は待ったなしです。業界の存続というレベルまで小さくなる必要があるのではないでしょうか?