冷めたピザ

夕食は冷めたピザ
奥様と三男坊が風でダウンして休んでいるため、”夕食どうしよう?”と聞かれ、”ピザのケータリングでも頼むか?”と言った手前、文句も言えず。
仕事を終えて帰宅すると下半身が冷え切っていて、こたつから出たくない。オーブンで温めればよいのは分かっていても、今週から始めた朝のジョギングの後遺症の筋肉痛と、冷えた下半身が、冷たいままのピザを勧める。
こういうとき、普段はウインクひとつでなんでもしてくれる奥様のありがたさを急に思い出す。いつもは感謝のかけらもないくせに。口には出さないけれど、感謝感謝。

冷えたピザと言えば、小渕さん。今の状態を見てどう思っているんでしょうね。お金を回すことを忘れで均衡だけを図って日本という車の回転を止めようとした橋竜さん。それを受けて、お金を湯水のごとくぶちまけて、無駄遣い役人天国を創ってしまった小渕さん。借金が借金を生む構造。
夕張がよい例。小渕さんの国の借金をつぎ込み、レジャー施設を売り込んだハイエナの甘い言葉に乗せられ、市まで大量の借金。
マーケティング戦略もないレジャー施設に勝算はなく、借金と廃墟だけが残る。
国からも市からも出た大金は何処に消えたのか?中央、地方の役人の懐に貫流したとは思いたくないが、周到にタイミング良く用意されるコンサル会社の企画と、あたかも水が流れるようにゼネコンや関連業者へ渡されていく仕事。
入札制度があるから、そんなうまい具合に行かないだろう?なんて言う人はもういませんよね。
結局、日本の経済力なんて、国や地方の借金と引き替えに積み上げて物でしかないんだろうか?世界のトヨタさんが毎年全ての利益を国債の返済に充てたとしても、金利が増える方が何十倍も多いという事実。
こんなどうしようもない時代だからこそ、私たち零細企業はやれることはやり遂げたいと思うのです。孫の代に胸を張ることが出来るように。