蓋井島の旅 その2

塩ウニの瓶詰め風景

風通しの良い家は、夜通し開けっ放しで、風が寒くてよく眠れませんでした。
朝から結構怪しい空模様。黒い雲が凄いスピードで流れていきます。どう考えても、本土へ帰る船がやばそう。夕方の便で帰る予定でしたが、昼の便に変更することにします。
天気が芳しくないので、海に遊びに行くことも出来ず、ウニの瓶詰め作業を手伝います。手作りの心太を辛子と麺汁でいただきます。鰺とイカのフライ、サザエの天ぷらとサザエご飯をお土産に貰って帰ります。
昨夜のバーベキューに飛び入り参加したおじさんはこの家のご主人の又従兄弟で、蓋井丸の船長さんでした。強風の中を走る大揺れの船も、船長さんが知っている人だとなんだか少し安心??船室の窓に波がかぶるという状態どころではなく、船のローリングで、窓が水面下に入るという感じ。船酔いしないようにと深呼吸するのが精一杯でした。
帰りは時間を変えたので、本数の多い小倉駅まで移動してから指定席を買おうとしたら、さすがに3連休だけあって、3時間以上後の列車しかとれないとのこと。仕方なく自由席に挑戦します。3人バラバラの席でしたが、何とか座ることが出来てラッキーでした。船に乗ってからJR四日市駅まで、6時間足らず。帰りは早かった。
さあ、気分一新、商売に専念するぞ。