窓の結露は本当に悪者?

26日のブログに書いたお宅のデータを収集してきました。27日の早朝に相対湿度75%室内温度15.7℃を記録していました。空気線図から計算するとこの条件で硝子の表面が11.3℃まで下がると結露が始まることになります。
27日の最低気温は2.5℃、25日はマイナス0.3℃、22日はマイナス1.7℃。
この外気温の差を考えれば、結露が発生したことは予想されます。
”窓の断熱工事をすれば結露は起きなくなりますよ。”と言うセールストークを使った弊社の落ち度です。
しかし、この条件で結露が発生しない硝子が良いものなのか?どうか?
飽和状態になった水蒸気は必ずどこかで水になるわけで、硝子面の温度が下がらなければ、壁や押入の中などで結露し、昼間に乾ききらなければカビなどの原因になります。硝子面での結露はもっとも掃除がし易いので、ひょっとしたら、喜ばしい結露なのかも。
ちょっと勝手な解釈でしょうか?