感動の日

今日は、息子の剣道の県大会。
どうやら先発メンバーに入っているとの事。
息子の姿を見たくて、朝2時から仕事に没頭。
何とか、ある程度のノルマを達成しましたが、この2日間が勝負所という現場が3つも重なってきて、・・・・・。
息子と家内は、早朝から学校に集合という事で出掛けていきました。
明日の、自治会の夏祭り実行委員会に出る事が出来ないので、自治会長さんに会社へ来てもらって、打ち合わせを済ませます。
8時に打ち合わせを終えて、いざ芸濃町へ。
芸濃町は、勝手知ったる地、会社全体の粗利の6割も稼がせて貰っていた会社があったところですから。(正確に言うと、その会社が、M&Aにあって、移転した先)
9時前に会場に到着。
津市芸濃町の総合施設で、冷房は効き、抜群の環境と思いきや、会場の体育館は、灼熱地獄。
昨日の個人戦から観戦に来ている父兄からは、午後はもっと暑くなるとの脅し?
女子のブロック(4つのコート)の準決勝まで終わったところで、男子の試合です。
普通なら、コート決勝までやりそうなのですが、今年は、ベスト8までが東海大会に行けるので、決勝進出で、東海大会の切符が確定するという意味合いもあって。
男子の試合が始まりました。
暑さが比較的マシな場所で、見易いところがあったので、そこから観戦。
先鋒の元気印が2本勝ちした後、次鋒として息子が登場。
なんだか気力十分という感じ,オーラ?。
ここから、余りの感動で、内容をよく覚えていないのですが、構えている時に、相手よりかなり短い竹刀に見えた事(大会直前に、高校生用の竹刀の竹を購入し、小学生用の長さよりも3cm短く切断し<中学生の竹刀より6cm短い>、中学生の重量に近づけるように竹を1本1本削り込んだ、私の魂が入った竹刀:先生が許可してくれないだろうと息子が拒否していた)と、2本目の決まり手は、この竹刀は、相手がこう来た時にこう攻める竹刀だと説明した通りの面を決めてくれた事だけ。
中堅以降の試合は、涙でよく見えなかった。
今、思い出しながら書いていても、涙が溢れてきます。
後から聞いたら、先生に無許可で使ったのだそうです。
非常に堅い性格の息子が、竹刀を作ってくれた事、私がサゼスチョンした技を、意識してかどうかは解りませんが、使ってくれた事、そして、それがずばっと決まって勝ってくれた事。
恐らく商売していても、経営者としてこれ程策が全てうまく行く事なんてあり得ないと思う程の奇跡的な展開でした。
周りの人には、1年のブランクから短期間でよく頑張ったという風にしか見えないでしょうが。
こんな感動は味わった事がない、・・・・。
今夜は、しっかりねぎらってやりたいですね。
この環境を作ってくれた、チームメイトと保護者達、何より、リスクを犯して1年ブランクのあった息子を出場させると決め、特別メニューで1ヶ月見てくれた顧問の先生には、感謝です。
この1勝は、息子がこれから生きていく人生で、きっと力になってくれる1勝だったと思います。
この世の全てに感謝。