秋ふかき

映画”秋ふかき”をテレビでやっていたのですが、グッと入り込んでみてしまいました。
織田作之助の戦前の短編小説”秋ふかき”と終戦直後の短編”競馬”を元に現代版に仕立て上げられた映画です。
佐藤江梨子八嶋智人で、こんなにふかい映画が出来るとは思いませんでしたね。
切除手術を受けずに乳ガンで死んでいく奥さんと、オッパイフェチの教師の話なのですが、お百度参りしている八嶋の姿には涙腺が緩んでしまいました。
これほど共感するのは、私もオッパイフェチの気があるから何でしょうか?
死んだ直後のサトエリを後ろから抱いて両手でオッパイを抱えているシーンも、凄く共感しました。
焼身自殺のつもりが酢を被っていたというのは、最後は笑わせてくれましたが。
こんな映画、劇場で見たら、号泣してしまいそうですね。