日本で最も頭の良い人たち

官僚の独立行政法人への出向が急増しているという。

鳩山政権は、官僚の独立行政法人への天下りを根絶しようとしているから、官庁を辞めずに出向にしてしまえば、従来の仕組みを残しながら、天下りしていませんと言うことだ。

本当に、官僚の頭の良さには、脱帽ですね。
戦後日本の強さがここに見て取れる気がします。

さて問題は、事の本質、何が問題で天下りを禁止するのかと言うこと。
天下りが業界と官との癒着を生み、これが原因で、どんどんと業界が歪み疲弊していく。
本当に業界と市場が必要としている形とは、全く似て非なるルールが作られていく。
資格試験などは最たる物である。
資格を作ることで、又独立行政法人の仕事が増え、受験料や講習の名目で民間からお金が吸い上げられ、業界の労力が市場が必要としている物と違うところに使われていく。

民主党政権は、この仕組みを改革できるのだろうか?