なんでだろう探検隊

ogurom2009-07-01

同友会の農林水産部会が主催する、何でだろ探検隊に初めて参加しました。

豆腐屋さんとお茶屋さん。どちらも生産から小売りまでを一貫して運営しています。現代の農業の弱点をどうやってカバーして業を企てるかを徹底しています。

豆腐屋さんは、集落全体で全員参加で、一つの農業法人を設立し、かなりグレードの高い米や大豆を作っています。この大豆を原料に、付加価値の高い豆腐として販売しています。豆腐は1丁260円です。

お茶屋さんも、3軒の茶農家で一つの法人を設立し、茶畑から、工場までを、如何に効率よく運営するかを徹底しています。これだけで終わらないところが面白いところで、効率の良い根性を運営すると、大きなお茶メーカーにあら茶を納入する下請けになってしまうのですが、小売り部門も持っています。
茶葉を販売するだけでなく、有料の試飲施設(喫茶コーナー)も備えています。お茶菓子は、200円なのですが、お茶は、300円〜800円というなかなかの物です。

お茶をおいしく入れるには、かなり奥深い物があるのだなと感心させられる、仕組みになっています。1杯、2杯、3杯と飲んでいく内にすっかり虜になります。

高く売る仕組みをどう作るのか、安く売るのは反則です。