我ら農耕民族

朝礼でスタッフから、昨日お客様から聞いた話の報告がありました。

まず1件目
ハウスメーカーさんの仕事で、既設住宅の窓断熱の工事をしたのですが、ガラスに傷があったので、代品との交換に伺ったときの話です。

会社から最も近い低層の住居専用地域なので、弊社のチラシも時々配る地域です。
息子さんとお母さんの二人暮らしの家で、お母さんが断熱をしたいと言ったときに、息子さんが、”断熱専門のショールームがあるからそこへ連れて行ってあげよう”と言っていたそうです。
結局ハウスメーカーさんの営業が良かったからか、それは叶うことなく工事が進行したのですが、お客様の目にはまず解らないような小さな傷を、無償で取替に来た弊社スタッフに打ち解けた話をしていただけたようです。

そして、親子で話題にしていた断熱のショールームというのが、弊社の断熱工房だったことが解り、スタッフは凄く嬉しかったという報告でした。

2件目は水屋のガラス引き戸が割れていたお婆ちゃんの話。
遊びに来たお友達が、二人続けて弊社を推薦してくれたので、電話をいただけたとのことでした。
引き戸なので、加工は結構面倒なのですが、即日納品させて貰ったところ、実は友達に教えて貰ったからと話してくれたそうです。

どちらも、凄く嬉しい話です。
どちらもお客様の期待を上回るサービスを提供できたことから、心情を吐露していただけたのだと思います。

この大井手の地に移ってきて先月でちょうど10年になりました。
何とか少しずつ、地盤(知名度)が出来てきたようです。

しかし、いくら美田があっても、種を撒かずば芽は出ません。
田植えをして、草取りをして、肥料や水を与えて、そして、お日様の恵みを貰わなければ、実ることはありません。

そして何より、稲刈りをしなくては収穫にはなりません。

この当たり前のルーチンを愚直にやりましょうという、充実した朝礼になりました。