恩師

私が勝手に恩師と思っている人が3人います。
一人目はスペインの天才建築家”アントニオ・ガウディ”。彼は1926年(私の父が生まれる半年程前)に亡くなっているので、師と呼ぶのは変かも知れませんが。
http://www.shibata.nu/gaudi/

二人目はスイスの構造デザイナー”ハインツ・イズラー”。彼は奇しくも1926年に生まれている。私の修士論文の題材は、彼の研究所で彼から直接指導を受けたものです。
http://www.anc-d.fukui-u.ac.jp/~ishikawa/Aloss/page/isler_main.htm

三人目が大学時代の研究室の先生。当時はまだ助教授で、いわゆる傍流の先生でした。それがなんと、先程、日本建築学会の会長になったとの速報が届きました。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、チャンスを待ち続けたんでしょうね。
何はともあれ、先生おめでとうございます。

東京ドームは、私が大学院時代にこの研究室で、模型実験をして作られました。実験室で2.5mの模型を、空気膜屋根を請け負った太陽という会社が25mの模型を作り、いろんな性状の実験を行い、250mの現物が出来上がったんです。