子ども達の職場参観

ogurom2007-03-28

今年から、小学生の子どもがいる社員は、年に一度同伴出勤をして会社を見てもらう事になりました。
今日はその第一号、小学校4年生のお嬢さんに来てもらいました。朝礼時間は恥ずかしそうにお父さんの陰に隠れていました。仕事が始まると、所在無げだったので、“みーチャンもお仕事してくれるかな?”とお願いしました。
大手小売業さんの店頭に並ぶ小さな商品を引っかけるフック棒にプライスカードを入れるケースを取り付ける仕事です。フック棒は一箱に100本入っているので、“一箱に付き100円お給料出すよ。”と釣ったわけです。
しばらくは楽しそうにやっていたのですが、一箱も出来ないウチに“飽きちゃった〜!”遊びじゃないので、当然です。私の手前もあってか、お父さんに“一旦するって約束したことを投げ出したらダメでしょ!”と厳しく叱られていました。
彼女の散らかした後を、黙々と作業する父親の姿は、彼女の目にどのように映ったでしょうか? 働くと言うことは決して楽しいことばかりではない。そんな父親の働きの結果がお給料であり、そのお給料で家族が暮らしていけると言うことを知って貰えたら。
そんな考え方から、我が社では、給料の全額振込は禁止です。一部でも、現金を給料日に手渡しします。そのお給料を持ち帰って、子供の目の前で奥さんに渡す時、子供の父親像が作られていくのではないでしょうか?その瞬間に奥様の感謝の言葉は必需品であるとは思いますが。