床暖房工事スタート

今日から、床暖房の工事がスタートします。
現場は何と実家です。

床に小さな穴を開け、床下を内視鏡で見ると言う第一号の現場に立候補して貰ったわけです。
事前に工事箇所を調査して、床板が捨て貼りがしてあるかどうかとか、床下の下地の大きさやピッチなどを前もって情報収集しておくわけです。
下地(大引きや根太)の方向やサイズによって、配管を通す方向や、床下からの配管立ち上げ位置などを検討する事で、現場での作業量を激減させる事が出来ます。

はやわざなどと呼ばれる工法は、全て床の上だけで始末する為、どうしても配管の専用部材が必要になり、現場の状況によっては随分割り高についたりします。

床下の状態が解っていれば、長期的な建築物の寿命を削ることなく快適な建物にする事が出来ます。
これは、会社の理念に合致しているので、何とか実現したいとの思いで、実家を実験台に実証するというわけです。

前もって、床に穴を開ける一を決めていたので、大工さんに工事が完了するまで簡単に開け閉めが出来る工事用の穴を開けて貰います。電気(信号線)やお湯の樹脂管の接続工事をする時は、テープで留めてある床をパカッと開けて、作業。終わればまたテープで留める事で、施主さんには不自由なく工事期間中を過ごしていただけます。

半日で全ての改め口の工事を終了。
追い掛けで、お湯管を通す穴の工事と信号線の工事を完了して、今日の工事を完了。
予想通りの工程。時間で経過していきました。

内視鏡の力は絶大ですね。