強者はより強く

景気動向を聞くと、どうも戻りつつある業界が増えてきているようです。
とは言っても前年の7〜8割程度に戻ったと言うことなんですが。
でもこういうときこそ、力の差というのが出てくるようですね。

大手メーカーは協力会社から部品を調達して完成品にするというのが、一般的なのですが、発注量が減るときと言うのは、一律に減らすのではなく、傾斜配分で、強いところは少ししか減らずに、弱いところ程極端に減るんだそうです。
一端減ったものが持ち直してくるときと言うのは、元の数字に戻るのではなく、また傾斜配分で強いところに大きく流れるのが常なんだそうです。
と言うことは、一度5割に減ったものが、7〜8割に戻ると言うことは、最も強いところは10割を超える数字になってくるんだそうです。
と言うことで、この話を聞いた会社は前年をかなり上回る売上が見込めそうだとのことです。
強いところはより強くなる仕組みなんですね。
さて、私のところは、より強くの方でしょうか?より弱くの方でしょうか?