相伝

先週から、ちょっと実験しています。

先輩経営者の工場の真空窯をお借りして、発泡材の含浸実験をしています。

今朝の一コマ、実験前の打ち合わせを始めるところへ、この先輩社長さんと、ご子息が一緒に打ち合わせをしながらやってきました。

私のことなど気にせず、二人の会話はすすみ、5分程で、ご子息は持ち場へ戻られたのですが、鳥肌が立つような感覚を覚えました。

日常の指示を与えているようでありながら、実は、この会社の儲けの仕組みの神髄が随所に散りばめられていました。

経営者としての”相伝”がこうやって日常から行われないとうまく伝わらないのだなと感心しました。

25年で10倍以上の規模に成長したと言われる会社さんです。神髄は、”さすが”と唸らされることばかりでした。