環境の話?これは漫談?

ogurom2008-04-15

私が理事長をさせていただいているNPO法人”SW2EETみえ”の定時総会を開きました。

記念講演には万協製薬(株)の松浦信男社長の深〜い話を聞きました。

話のベースは神戸で薬を作っていた会社が、三重県へ来て成功を収めるサクセスストーリーなのですが、イメージしていたことと生の体験記の差をリアルに感じました。

その中で阪神淡路の地震の時の話

あんな地震があっても、男は家族を残して会社へ行きます。(しばらくは家族と再会できなかったらしい)

倒壊している家屋がたくさんある中、自分の会社はちゃんと残っていると思ったら、3階建てなのに、1階が潰れて2階建てとなり、2階の窓から出入りすることに。

本社・工場が機能しなくなり、再開発指定地区となって建築不可能となった時、経営者と従業員はどんな行動に出るのか。

崩れかけの会社の中を片付けようと中に入っていくが、従業員は倒壊を恐れて入ってこない。

そんな中ボランティアの人が手伝ってくれる。

ボランティアの日が手伝う様子を見て、怖ず怖ずと入ってくる従業員たち。

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この松浦さんの話術は凄い。

話で絵が見えるんです。カラーで。

凄い臨場感で引き込まれていきます。

何なんだろう。このパワーは。

この人はいったい何者?私が呼んできたんですけど。

90分の話の中で、唯一パワーが落ちた部分があったとすれば、私がお願いした環境について語ったところでしょうか?

何はともあれ、安い講演料で目一杯お話しいただいてありがとうございました。