国家の品格、企業の品格、日本人としての品格

ogurom2007-11-13

国家の品格”の著者、藤原正彦氏の講演を聞きました。

こんな心地よい講演を聞くことはめったにない、痛快な90分間でした。

アメリカ(アングロサクソン)の言うことが全て正しいわけではない。

日本は伝統的に、全国民が世界に希に見る哲学感を持っていて、それが最近崩れつつある。これを持ちこたえるのは、国民一人一人の意識。キーワードは武士道。

日本は世界で最も異常な国であるべき。・・・・グローバルスタンダードというのは、力を持った側の勝手な理屈にしか過ぎない。

公平という言葉を定義することは出来ない。・・・見るポジションによって公平感は変わるから。

卑怯は最も恥ずべき。・・・恥じるという文化、廃りつつありますよね。

本当に刺激を一杯受けてきました。

理屈ではない、ならぬ物はならぬ。・・・ああ、頑固オヤジになりたい。